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カブス今永昇太 ジャッジを3打数無安打で2三振に封じる快投 初のヤンキース戦で7回2安打1失点
◇インターリーグ カブス―ヤンキース（2025年7月14日 ヤンキースタジアム）
カブスの今永昇太投手（31）が13日（日本時間14日）のヤンキース戦に先発し、7回、91球を投げ2安打1失点で6三振を奪う快投をみせ、6勝目の権利を得て救援陣にバトンを渡した。
ヤンキース戦は昨季も登板はなく、メジャー2年目で初対戦となった。昨季のヤンキースとのインターリーグは本拠だったため、初のヤンキースタジアム訪問での登板だったが、今永は慎重かつ大胆に腕を振った。
主砲ジャッジを完璧に封じた。初回2死無走者からの初対戦では、2球連続でスライダーを投じて2ストライクと追い込み、最後はチェンジアップで空振りを奪い3球三振に仕留めた。4回1死無走者からの第2打席は高めの直球でカウントを稼いで、最後は真ん中低めのチェンジアップで見逃し三振。7回の対戦では、チェンジアップで遊ゴロに仕留めた。
終わってみれば、2回先頭のスタントンにカウント2ボール2ストライクから高めに浮いたチェンジアップを右翼席に運ばれた1点のみの快投。高めの直球と低めへのスライダー、チェンジアップの緩急に加え、クイックで投げたり、腕の位置を下げるなど、頭脳的な投球をみせた。
5月4日（同5日）のブルワーズ戦で一塁ベースカバーに入った際に左太腿裏の張りを訴えて離脱。6月26日（同27日）のカージナルス戦で復帰するまで2カ月近くの離脱となったが、復帰後4戦目で最長の7回まで投げ切った。オールスター後の飛躍に大きな期待を抱かせる投球だった。
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